私が現在主に飲んでいる水は「森の水だより」という市販のミネラルウォーターです。
なぜ「森の水だより」なのか
自宅から一番近いスーパーで一番安いからです。
味もクセがなく飲みやすいです。
2リットルペットボトルを3本買っても200円ちょっとという安さなのでコスパは素晴らしいです。
ただ最初の3日くらいは自分の新たな挑戦が新鮮で楽しくお水を用意していたのですが慣れてくると、水を買ってくる作業は結構きついですね。
飲みやすいお水ってどういうこと?
「森の水だより」はクセがなくて美味しいと言いましたが、このクセとはいったいなんなのでしょうか。
硬水と軟水
聞いたことはあるけど、硬水と軟水の違いを説明してって言われるとよくわからない…。
簡単に言うと水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量で決まるそうです。
多いと硬水。→硬度が高い。 硬度300以上
少ないと軟水。→硬度が低い。硬度100以下
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが多い方がなんとなく「良いもの」に感じませんか?
でも硬度の高いミネラルウォーターを飲んだときに感じるクセ(苦みや塩気)などはカルシウムやマグネシウム、カリウムの量からくるものだったりもします。
見た目は同じでも中身はいろいろ
硬水と軟水で考えればカルシウムやマグネシウムの量やバランスで味が変わってくるわけですね。
日本の水はほとんど軟水
国内の水は一部の地域を除いてほとんどが軟水です。
軟水イコールカルシウム、マグネシウム量が少ない。
この少ないというのがポイントで適度に含まれていると味がまろやかに感じるのだそうです。
硬水、軟水の好みは人それぞれ
硬水が飲み慣れている人は硬水を美味しく感じることが多いですし、その逆もしかりです。
スーパーやコンビニでもよく見かけるコントレックスというミネラルウォーターは硬度が1,468と非常に高い硬水です。(ピンクのキャップでいかにも意識高い女性向けの商品て感じのやつ笑)
それを初めて飲んだときは「温泉飲んでるみたい!」と思いました。美味しいとは感じませんでしたが独特の味がクセになり、たまーに飲みたくなるときがあります。
美味しい水の水質要件とは
この問いに答えるべく厚生省(当時)は昭和59年に『おいしい水研究会』を設立しました。
東京都水道局より
お水の味を決める7種類の項目があります。
①蒸発残留物 → おもにミネラルの含有量を示す。
②硬度 → カルシウム、マグネシウムの含有量。
③遊離炭酸 → 水に溶けた二酸化炭素
④過マンガン酸カリウム消費量 → 有機物量
⑤臭気強度 → におい
⑥残留塩素 → カルキ臭の原因
⑦水温 温度
①から③までは適度にあると良いもの。
④から⑥まではなるべく入ってない・強くない方が良いもの(味的には)
⑦の温度は冷えている方が美味しいということ。
→これらのバランスで「水が美味しく感じる」かどうかが決まります。
自分の好きなバランスの水を飲むことで美味しさを感じるというわけです。
軟水美味しい
私が「森の水だより」を美味しく感じるのはこの水が硬度34.6の軟水であることが一番大きいようです。
日本の水道水の平均的な硬度が50〜60なので、より飲みやすいお水なのでしょう。
お水によって含まれているミネラルのバランスや硬度が様々なので味もバラエティ豊かというわけですね。
そして「慣れ」も大事なポイントです。
よく口にするものなので知らず知らずのうちにいつもと変わない味を求めてしまうのかもしれませんね。
喉が渇いているときに飲むと美味しい
人は生きるために必要な食べ物を美味しく感じます。
足りない栄養素を摂取すると特に美味しいと感じるそうです。
学生時代激しく運動した後に飲んだ水道水は格別な味だったはずです。
ちょっと濃いめのラーメンと水の組み合わせも最高ですね。
これも塩気のあるものを食べ「喉が渇く」からお水が美味しくなるといえそうです。
お水の美味しさはいろいろある
でもだからといって「美味しい水を求めて冒険だ!」みたいな気持ちにはならないですね。
お水はお水だし。
( ・∇・)
買ってくるのが大変なのでウォーターサーバー検討中です。